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マタニティマーク

少し前に地下鉄大江戸線が停電により、
朝のラッシュ時に電車が止まるという事がありました。
大江戸線ユーザーの私は練馬駅で足止めをくらい・・・
人で溢れかえった改札前で
「困ったなー・・・少し待ってみるか・・」
と立っていると、定期券売場の女性が
「これ、使って下さい」
と椅子を持ってきてくれました。
お礼を言い、しばらく座っていると今度は
「私物で申し訳ないんですが・・膝に掛けて下さい。冷えますからね。」
とご自分のカーディガンを貸してくださいました。
ちょっと泣きそうになるくらい嬉しかったです。
練馬駅大江戸線の定期券売場の方、その節はありがとうございました。

「マタニティマーク」、これには賛否両論あるみたいですね。
私は人から頂いて持ってますが付けてません。
よくネットのマタニティサイトで「席を譲ってもらえない!」「こっちは妊婦なのに!」
というのを見ます。
確かに妊婦は体調が不安定です。つらい日もあります。
でも、妊婦の私よりも何かの理由で辛い人もいるだろうし、
自分の子は出来る限り自分で守るべきだと思うし、
何よりも「善意」というのは強制してもらうものではないと思うのです。
安全のためにもマタニティマークをつけるのは良い事だと思いますが、
席を譲ってもらえなかったからって不満を言うのはどうなんだろ?

実際に私が妊娠する前、自己チューな妊婦さんやママさんに何度も呆れた事がありました。
「妊娠してるんだから」
「小さい子供がいるんだから」
と彼女達は必ず言います。
私はああいう風になりたくないんです。

私は譲ってもらえたらラッキー♪くらいの気持ちでいます。
だから定期券売場の女性の温かさが本当にありがたかったです。
子供が無事に生まれてきたら「こんな優しい人がいたんだよ。あなたも大人になって困ってる人がいたら助けてあげなさい」と教えたいです。
by cobacop | 2007-11-02 12:15 | 妊娠6ヶ月
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